最新の「自動運転」関連の登録求人案件数と動向

「自動運転」の関連求人案件数（主要転職6サイト）は2022年5月末時点で、前月比2.6％減、前年同月比47.5％増の40,730件となりました。前年同月比での増加は15カ月連続となります。
主要転職6サイト別では、Indeedが前月比3.4％減の36,524件、dodaが同6.8％増の2,978件、リクナビNEXTが同0.9％増の961件、マイナビ転職が同7.5％減の129件、ランスタッドが前月と変わらず78件、エン転職は同3.4％増の60件となっています。dodaは関連求人件数の増加が続いており、18カ月連続増となりました。

求人案件の内容が一層多様化

新規で登録された自動運転関連求人としては、外資系企業の日本法人におけるエンジニア求人や、自動車ではなく自走式のロープウェイを開発するスタートアップ企業の求人などがあり、求人案件の内容が一層多様化している印象です。

最新の「MaaS」関連の登録求人案件数と動向

「MaaS」の関連求人案件数（主要転職6サイト）は2022年5月末時点で、前月比6.7％増、前年同月比46.9％増の1,710件となりました。前月比での増加は2カ月連続、前年同月比での増加は12カ月連続となります。
主要転職サイト別では、Indeedが前月比5.9％増の1,199件、dodaが同9.9％増の355件、リクナビNEXTが同9.4％増の140件、マイナビ転職が同40.0％減の3件、ランスタッドは前月と変わらず10件、エン転職は同40.0％減の3件でした。

MaaS関連求人は、これまでは交通関連サービスが展開する企業の案件が多くを占めていましたが、最近ではさまざまな業種の大手企業がMaaSビジネスに取り組み始めていることもあり、交通とは別分野で事業を展開している大手企業の求人も目立ちつつあります。

『自動運転ラボ』による定点求人案件数調査について

自動運転ラボは、業界を牽引する大手メーカーからIT・技術分野で革新の一翼を担うスタートアップまで、モビリティ業界の最前線についての情報を発信しています。自動運転・MaaS関連の求人案件数調査については今後も毎月実施・公表し、最新情報の発信が企業や団体の採用活動の一助となるよう努めて参ります。